スケール感が伝わる、写真集のような会社案内パンフレット

今回、いわゆる普通の会社案内ではなく、「写真集にしましょう！」と提案しました。
その理由は、創業100年企業という大きな区切りであること、そして倉庫の大きさや会社のスケール感をビジュアルで示すことでイメージしやすく、説明しなくても一目でその信頼性や安心感が伝わるものを作りたかったからです。

また、他社にはない会社案内で、“最後までめくる楽しさ”を感じてもらえるようにしました。
横浜であることの意味を中華街や港、横浜の夜景の写真を使うことにより、横浜への貢献度やグローバル感、24時間倉庫を管理していることを表現しました。

まず、表紙には【Integrity】という言葉を採用。
意味は『正直さの実践とともに、高い道徳、論理的な原則と価値観を持って、一貫し妥協なくそれらを尊守する。』という意味です。それが伝わるようにシルバーの箔押しでシンプルで気品のあるおしゃれでカッコいい仕上がりにしました。

そして、最初に目に入る１ページには、タグライン【安心を、あずかる。横浜新港倉庫】を配置。
このタグラインはクライアント様と弊社スタッフと双方で案を出合い、100個程の案からようやく決定しました。

（※タグラインとは、企業のコンセプトや理念を表現し、どのような商品やサービスを提供しているのか分かりやすく伝える言葉です。）

中のデザインは写真をピタッと真ん中で終わらせないことでスケール感を出しました。
余白多めの贅沢な使い方になっており、各倉庫のご紹介ではあまりゴチャゴチャ情報を載せたくなかったので、MAPは「QRコード」で表記しております。そして「ヒストリーページ」の写真は歴史の重みを残すため、あえて色補正等はせず当時のままの色味を採用しました。

社員メッセージの「あなたにとってプロフェッショナルとは？」の質問ページは、手書きを採用しました。
企画段階では手書きを記載する予定ではなかったのですが、アンケートを筆で書く人、2文字完結すると、スタッフさんの個性が面白く、そのままの姿を見ていただいたほうが伝わる！と思い、そのまま載せました。それが社長をはじめ、スタッフさん、お客様にまで大、大、大好評だったようです！

最後のページは朝日がのぼる写真を使用し、歩んできた100年を、次の100年へ繋いでいく。という意味を込めてストーリー仕立てにし、未来にむけての物語で終わるデザインにしました。

eyecandyは、“愛あるヒヤリング”でお客様の想いをカタチにし、企業様に寄り添った“愛あるデザイン”をご提供いたします！