精神病院のコーポレートWEBサイト
医療法人社団光生会 平川病院様
業種:病院・介護
媒体:WEB・LP・バナー
ユーザー様の思考を考慮した、見やすいサイト
主に精神疾患の診療をしている平川病院様のWEBサイトのリニューアルをお手伝いさせていただきました。
リニューアル前のWEBサイトはページ数が多く、昔流行った2カラムのレイアウトで1ページに表示される情報が多いため、ユーザー様が目的のページに辿り着けずサイト内で迷子になってしまう…という状態でした。併せて、平川病院様の良いところが伝わっていないのも課題でした。
※2カラムとは…メニューとメイン(本文)が並列に構成されたレイアウト。
クライアント様からの要望は2点でした。
①わかりやすく、ユーザーが迷わないサイトにしてほしい
②平川病院のよいところをもっとお伝えたい
制作するにあたり、平川病院を深く知るために院内見学をお願いし、院長先生が直々に案内してくださいました。精神病院というと、閉鎖的イメージがあったのですが、実際は広大な土地で多くの緑に囲まれた開放的な空間で、造形教室など患者様が打ち込める教室などもあり、明るい印象を受けました。
それを踏まえてサイト構成やデザイン提案をさせていただきました。
情報の整理
元々情報量が多いサイトだったので、掲載情報の整理に時間をかけ、ツリー作成しました。結果、情報自体は減らすことなく、掲載場所を整理したことで、ユーザー様がサイト内で迷わないようにしました。
デザインポイント
TOPのヒーローイメージは病院の解放感や規模感が出るように、外観写真のスライドショーにし、メインカラーは精神的に落ち着く、緑と青の中間色であるターコイズブルーにしました。
※「緑」の一般的なイメージは「自然・安らぎ・平和・バランス・安全・落ち着き・健康・生命力」など。「青」は「自立・自由・誠実・冷静・集中・自律・理性」など。
精神病院にかかる患者様やそのご家族は助けを求めている方が多く、メール等ではなくすぐに電話をして話を聞いてほしいと感じる方が多いことから、電話番号が常に表示されているレイアウトにしました。フォントも読みやすさを重視し、精神的に憂うつな状態な時にでも、ストレスなく読めるフォントを採用しました。
文章の統一性
制作を進めると、課によって掲載したい文章の量が違うという新たな課題も出ました。サイトの統一感を保つためにアンケートを作成し、回答していただいた文章を弊社でリライトすることで統一感を維持しました。
ブログの充実
コロナ禍もあり、家族がなかなかお見舞いに行けないという不安を解消するべく、ブログの充実を図りました。
ワードプレス(WP)を用いて、全科がそれぞれブログ記事のアップを容易にできるようシステム構築することで滞りなく更新できるようになり、ご家族様に安心していただけるようにしました。
eyecandyは、地元八王子愛を大事に、エンドユーザー様を想像しながら、クライアント様の想いもカタチにする、“愛あるデザイン”をご提供いたします!