食卓と産地をつなぐ、小さなコミュニケーションツール

「明日葉って実はすごく栄養があるけれど、調理法がわからないから買ってもらえない」——
そんな生産者の皆さまの声から生まれた、明日葉のレシピ紹介冊子です。
手に取ってもらいやすいA6サイズで、出荷時に商品と一緒に送ったり、売り場に並べて活用できるよう設計しました。
「もっと食べてもらいたい」というシンプルで力強い想いを、やさしく親しみやすい冊子のかたちに込めています。

“しずる感”とテーブルコーディネートにこだわった、写真撮影

フードコーディネーター監修のレシピをもとに仕上げた料理の“おいしさ”を最大限に伝えるため、eyecandyではテーブルコーディネートと撮影演出にとことんこだわりました。
お皿やランチョンマットの選定・配置などを丁寧に整え、料理が映えるシーンを演出。
さらに、チーズを直前に炙って艶を出す、湯気がしっかり写るよう背景に濃い色を使うなど、細部まで工夫を重ねました。
ライティングや撮影角度にもこだわり、視覚から味覚に訴えかける、“思わず食べてみたくなる”ビジュアルに仕上げています。

子育て世代のママに届く、やさしく可愛いデザイン

ターゲットは若い女性や子育て世代のママたち。
表紙や全体のトーンは、柔らかく、明るく、ナチュラルな雰囲気にまとめ、毎日の料理にそっと寄り添うような冊子を目指しました。
文字サイズや情報量にも配慮し、レシピの実用性と読みやすさを両立させています。

神津島の魅力もひとさじプラス

巻末には、明日葉の生産地である神津島の魅力も紹介。
食材の背景を知ることで、レシピの一皿に込められた物語を感じてもらえるよう工夫しました。
ただのレシピブックではなく、生産者と消費者をやさしくつなぐ、地域発のコミュニケーションツールとしても機能しています。

eyecandyは、主婦ならではの観点で、エンドユーザー様を想像しながら、クライアント様の想いもカタチにする、“愛あるデザイン”をご提供いたします！